2004年06月03日
トーノZEROアニメ感想キン肉マンII世 total 3626 count

ついに魅力的に描かれ始めたジャクリーンも、戦う超人達からは相手にされず!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のキン肉マンII世の感想。

サブタイトル §

第9話「赤い刺客!イリューヒン登場」

あらすじ §

 イリューヒン対デストラクションの試合が始まります。

 姿を消すイリューヒンに、デストラクションは自分のツノを自ら折ってまでして対抗します。しかし、それは自分の必殺技を不完全にする行為であり、イリューヒンの勝利で終わります。

 次の試合は、ブロックス対ケビンマスク。

 ブロックスは粉々にされますが、もともとブロックでできているブロックスの身体は自らの意志で分解でき、思い通りの形に再構成できるのでした。

 本の形になったブロックスは、ケビンマスクを挟み込んで追いつめます。

感想 §

 イリューヒン対デストラクションは、雑魚戦という感じですが。それでも、両者の戦いへの執念のぶつかり合いは魅力がありますね。勝つために自分のツノまで折るデストラクション。自分の中の強さの絶対値を追い求めるイリューヒン。それぞれ、戦う超人としての1つの姿勢でしょう。

 そして、今回、特に魅力的に描かれたジャクリーン。しかも、超人達から冷たくあしらわれるばかり。しかし、冷たくされても喜ぶジャクリーン。イリューヒンから、リングに来るなと言われたあとには、とうとう、リングアナまで始めてしまいます。

 ブロックス登場の場面で、スナック菓子を食べていると思いきや、実はコンクリートブロックだという描写も面白いですね。普通ならざる超人らしさを、外見以外の方法で演出している感じです。

今回の一言 §

 イリューヒンがコーナーポストの上に立つ瞬間のチンという音が、何とも耳に残る好演出ですね。